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Microsoft Foundation Class (MFC) は、マイクロソフトがVisual C++用に開発した、Windows用のアプリケーション構築のためのアプリケーションフレームワーク(クラスライブラリ)である。Active Template Library (ATL) と同様に、Microsoft Visual Studioに同梱されるライブラリとなっている。 ATL/MFCはもともと有償エディションのVisual C++単体製品や、有償エディションのVisual Studio製品のみに同梱されていたが、Visual Studio Communityエディションでは(ライセンス条件が厳しくなっているものの)無償でATL/MFCを利用できる。 == 概要 == MFCでは、Windowsアプリケーションにおけるメッセージハンドラやウィンドウフレームワークなどの基礎的な部分をあらかじめパッケージ化したほか、GDIオブジェクト、デバイス コンテキスト、スレッド、ソケット、FTP/HTTPなどのインターネットサービス、可変長の文字列、配列やリストといったコンテナなど、一般にアプリケーションでよく使われるようなクラスを備えている。 SDKを使ってWindows APIを直接呼び出すのに比べ、Visual C++の統合環境との親和性が高く開発が容易になるという利点があるが、一方でMFCに過度に依存したプログラムを書くと他のOSへの移植が難しくなるといった問題もある。 MFCに似たライブラリとしては、Windows Template Library (WTL) がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Microsoft Foundation Class」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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